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約20年にわたり株式会社リクルートで住宅領域に従事。現在は、住宅関連誌・ウェブサイトの執筆など不動産業界の専門家として活動。
本プロジェクトの取材に赴く前、宮前平二丁目と聞きピンと来た。宮前平駅の北側は駅前からすぐ高台の住宅地となっていて、以前から注目していたエリアだ。中でも、駅正面に位置する宮前平二丁目は、第一種中高層住居専用地域であり、小学校・中学校・区役所・警察署といった公共施設と住宅でほとんどを占め、落ち着いた暮らしのできる場所だ。その二丁目アドレスの駅に近い一画に、長く空き地となっていた広い土地があった。ピンと来たのは、数年前にも業界関係者と「ここが事業化されたら注目を集めるだろう」と話した記憶があり、しかも宮前平二丁目で150戸超規模の敷地を確保できるのは、他に思い浮かばなかったからだ。
実際その通りだったわけだが、改めて敷地を見て、南傾斜の高台の中ほどの東西に長い整形の角地で、住宅用地として恵まれた条件であることを再認識した。データが示す通り、東急田園都市線沿線における、駅近かつ住居専用地域での供給は少ない。そもそも以前から人気沿線(※4)としての評価を受けてきたこともあり、駅に近い立地は、既に多くの住宅等が開発されているからだ。しかも大規模な用地となれば、既存施設の建て替えなどが行われない限り難しいというのが一般的だろう。そして新規の供給が少ないことは、中古のリセールバリューにも影響を与える。こうしたことを踏まえて当地の条件を考えると、大切な資産として注目に値すると言ってよいと思う。
人気の沿線(※4)ではあるが、更なるバリューアップを予感させる要素も多い。隣駅・鷺沼では大規模な駅前再開発が進行中(※5)。宮前区トータルでの都市機能向上が期待できる。駅前街区は2027年～2028年に完了予定と、近い将来、大きく生まれ変わる。沿線上には変貌を遂げる渋谷、大規模商業施設が集積する二子玉川やたまプラーザもある。これからも続く再開発によって沿線に暮らす価値は高まりこそすれ、減退することは考えにくい。
富士山を眺められる高台にあり、2021年に創立50周年を迎えた小学校。在籍生徒数は1,000人を超える。伝統的に集団登校を行っており、地域の人に見守られながら通学できる。
宮前平駅北側に注目したいのには、もうひとつ重要なポイントがある。それは、教育方針に特色を持つ公立小学校や中学校があることだ。思い起こせば、ネットもSNSも一般的ではなかった1990年代でも、宮前平二丁目にある富士見台小学校については、人づてに耳にしていた。その頃より、宮前平の新規プロジェクトが注目されることが多々あった。
その背景は次の通り。1980年代頃から、都心アクセスの良い東急田園都市線には海外転勤のある企業などの社宅等が多く、その子どもたちには帰国子女も少なくなかった。そこで川崎市は80年代の半ばに富士見台小学校を「帰国子女教育受け入れ推進地域センター校」に指定。公立校ながら、今風に言えば“子どもたちの多様性を踏まえた教育”が推進されてきたとのこと。こうした経緯もあって、子どもの教育環境に関心の高い世帯を中心に、宮前平が注目されるようになっていったと考えられる。そして帰国子女のみならず外国籍の子どもも珍しくない現在でも、その系譜は受け継がれている。その理由は、昔も今も教育環境を住まい選びの重要なポイントと考える方が少なくない、ということに尽きる。
富士見台小学校からも多く進学するのが、宮前平中学校だ。様々な職業体験や職場体験などを通して、将来なりたい自分をイメージできるように促すこと、そして勉学のみならず、運動にも積極的に取り組む“文武両道”の推進にも注力している。もちろん私立に進学する子どももいるとは思うが、住まいのごく身近に文武両道に力を入れている公立校があるのは、大きな魅力と言えるだろう。
周辺には様々な教育方針を掲げた幼児教育施設も充実、もちろん認可保育所も多く、川崎市全体として2020年からの3年連続で待機児童数0人を達成している。また、川崎市は生まれる前からも含めた支援サービスも手厚い。妊婦健康診査の費用助成があり、出産育児一時金は50万円を支給。さらに乳幼児健康診査は無料、中学生3年生まで医療費の多くを助成するなど充実(※6)。こうした支援策の有無も住まい選びの重要な判断材料と言える。
宮前平駅徒歩３分の立地、総戸数154戸の建物は相当な存在感となるはずだ。質感のある外壁タイルと優しい印象を与える木目調のグラデーションが印象的であり、この地域のランドマークとなるだろう。この住まいが待っているのなら、駅からの帰路がより楽しくなる。
エントランスは、プライベートレジデンスの入口として意識されたデザインに。そしてアイアンの繊細なデザインが特徴的なマスターラウンジは、広さを活かし、多彩な過ごし方を愉しめる空間となっている。住まいの顔であるエントランス周りには、将来的価値を担保する意味でも、こうした贅沢な空間が必要だ。
この1年「東京23区の新築マンション平均価格がさらに変動」という報道が幾度となくなされた。金額ばかり強調されるが、本当に着目すべきは各戸の専有面積の狭小化傾向ではないかと思う。工事費など原価上昇の中で販売価格を抑えるために面積を狭くするという事情は理解できるし、プランの様々な工夫も見て取れる。しかし、居住性の満足度を得るには一定以上の面積は必要だろうし、居住性への満足度は住まいとしての価値そのものに影響する。
この点において、当プロジェクトは平均専有面積77m2超の設定。狭小化が進む以前の面積設定の水準から考えても、かなりゆとりのある広さと言ってもいい。掲示の間取図を見れば一目瞭然、各居室十分な広さがあり有効性が高く、収納も随所に配置されている。三菱地所レジデンスは、各所で多くのプロジェクトを手掛け、ここ宮前平でも何棟かの実績がある。それゆえ、経験から地域のニーズを踏まえてプランニングしているであろうことは容易に推察できる。東急田園都市線沿線における150戸超規模の用地取得、まして、なかなか実現することのないような宮前平二丁目アドレスの立地だ。ふさわしい住まいを、と考えるのも当然と言えるだろう。
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※1:全154邸中南向きは124邸
※2:発売が2014年2月~2024年2月までのMRC調査に基づく分譲マンションデータの範囲内、渋谷駅から中央林間駅間における東急田園都市線停車駅を最寄り駅とした新築物件。そのうち宮前平駅徒歩3分以内を基に作成(2024年2月MRC調べ)
※3:2012年1月～2014年12月に新規分譲され、2023年1月～2023年12月に中古流通した分譲マンションを対象に新築分譲価格からの価格維持率(リセールバリュー)を算出※専有面積30m2未満の住戸および事務所・店舗用ユニットは集計から除外。※東京カンテイ調べ(2024年1月) ※既存物件についての調査であり、当該物件の今後の価格変動を保証・予想するものではありません。
※4:「SUUMO住みたい街(沿線)ランキング 首都圏版」2023年/6位、2022年・2021年・2020年・2019年/5位、2018年/6位(リクルート調べ)
※5:鷺沼駅前地区第一種市街地再開発事業/計画決定済・駅前街区:2027年～2028年完了予定・北街区:2030年～2032年完了予定 ※参考:川崎市HP「鷺沼駅周辺地区のまちづくり」
※6:出典/川崎市HP。支援制度は2023年度現在。■妊婦健康診査の助成制度/計89,000円の補助(14回の助成内容) ■出産育児一時金/国民健康保険加入者が出産した時、出産育児一時金を支給。出生時1児につき計500,000円支給。■小児医療費助成事業/0歳～小学校3年生:通院、入院の保険医療費の自己負担額(食事療養標準負担額を除く)を全額助成。小学校4年生～中学3年生:通院1回あたり500円を超える額と調剤や入院の保険医療費の自己負担額全額を助成。
※7:発売が2014年1月～2024年1月15日までのMRC調査・捕捉に基づくマンションデータの範囲内(2024年2月MRC調べ)
※注1:利用路線・乗換案内等は【物件TOP】に記載。
※専門家インタビューは2024年3月に実施。掲載の内容は2024年3月時点のもので今後変更になる場合があります。
※施設距離:宮前図書館(徒歩8分・約620m)、宮前市民館(徒歩8分・約620m)、アスク宮前平えきまえ保育園(徒歩3分・約180m)
※掲載の各完成予想CGは計画段階の図面を基に描き起こしたもので実際とは多少異なります。植栽は特定の季節やご入居時の状態を想定して描かれたものではありません。周辺道路・建物等は簡略化しております。雨樋、エアコン室外機、給湯器、TVアンテナ等再現されていない設備機器等がございます。家具・照明器具・調度品等は実際に設置されるものと異なる場合があります。
【この物件広告についての注釈】
※価格は物件の代金総額を表示しています。消費税が課税される場合は税込み価格を表示しており、10000円未満を切り上げている場合があります。
※住戸別の価格（帯）表記については、そのタイプに含まれるすべての住戸の情報を掲載していない場合があります。住戸タイプと各住戸の価格帯表記について、単位（1000万円・100万円・10万円）が異なる場合があります。
※「モデルルーム」とは、間取りや仕様・設備などを知ることができる施設全般を指し、それらの一部のみ展示している「サンプルルーム」や「ギャラリー」、「インフォメーションセンター」なども含みます。
※完成予想図はいずれも外構、植栽、外観等実際のものとは多少異なることがあります。
※ＣＧ合成の画像の場合、実際とは多少異なる場合があります。
※完成後１年以上を経過した未入居物件が掲載される場合があります。ご了承ください。
「ザ・パークハウス 宮前平二丁目」販売準備室
お問合せの際は『SUUMO(スーモ)を見て』とお伝えいただくとスムーズです。
営業時間：11:00～17:00
定休日：火曜・水曜・土曜
※携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
ご希望の新築マンション・分譲マンションは見つかりましたか？ザ・パークハウス 宮前平二丁目の他にもエリアや駅、間取りなど少し条件を変更して新築・分譲物件を検索してみてはいかがでしょうか。あなたのライフスタイルに合った新築分譲マンション購入情報がきっと見つかります。
